ブログ

年末の風物詩!真澄純米吟醸あらばしり樽酒 10/31(金)〆切2025.10.18

毎年大好評!年末の風物詩「真澄純米吟醸あらばしり樽酒」。

まだまだ秋のお酒が全盛ですが、今年も早いもので樽酒のご案内をさせていただく時期となりました。
樽酒は皆様にご愛顧いただき、毎年予定数量を上回る人気となっています。

真澄の樽酒といえば、酒の芳醇な香味と樽香が上手く調和した、クセになる美味しさ。
昨年の蔵元仕込みの樽酒も大好評で、わたくしも今年の出来が楽しみなのであります。

予約が忙しい日程になって申し訳ございません…!
年末の風物詩、「真澄純米吟醸あらばしり」。
ご注文お待ちしております。

◆真澄 純米吟醸 生原酒 あらばしり樽酒 [要冷蔵]

樽ではなく瓶でのお渡しです。
 720ml  税込 2,140円(税抜 1,945円)
 1800ml 税込 3,564円(税抜 3,240円)

申し込み〆切:10/31(金)まで

受取期間:2025年12月5日(金)~2025年12月20日(土)
発送:2025年12月5日(金)より順次

お申込み必須事項
下記の事項を明記のうえ、下記よりお申込み下さい。
お問い合わせフォーム
必須事項
1.氏名・会員番号
2.商品名・容量・本数
3.受け取り方法(小海本店・佐久平店・発送)

それでは皆様のご予約お待ちしております。
★申し込み〆切:10/31(金)まで

店主・小山英浩 還暦お祝いしていただきました!2025.10.06

9/29、苦楽を共にしてきた地元の蔵元に夫婦共々還暦のお祝いをしていただきました。
私39歳、丁度地元に蔵元の跡取りの方々が帰ってきはじめた頃、
清水屋がすべきこととして心に誓ったこと
「佐久の蔵元を本気で応援する」
その時、縁あってお声がけし勉強会を始めた蔵元。(現役職)
大澤酒造(大澤真 社長・実 杜氏)・佐久の花酒造(高橋寿知 社長)・黒澤酒造(黒澤孝夫 社長・洋平杜氏)・土屋酒造店(土屋聡 社長)・伴野酒造(伴野貴之 専務)・古屋酒造店(荻原深 社長)計8名の皆様である。

その後、ある蔵元の一言「ヒデちゃんは信州を盛り上げなきゃ」
酒販店や蔵元の皆様をお誘いして20名を超える「信州醸熱酒の会」へと発展していく。
カンパイFESをはじめいろいろな活動をしていたが、数年後に活動を長野県小売酒販組合青年部へ移管し活動を閉じる。

あの当時の自分はとにかく走っていた。使命感と夢と現実を見ながら。

今回、還暦祝いを開いてくれたのは正に初期メンバーの8名の皆様。
とにかく泣きっぱなしの会でした。
本当に感無量でつくづく自分は幸せ者だと感動する会でした。

8名の蔵元様本当にありがとうございました。
私はここに宣言します!もう一度走ります!
お付き合いしている蔵元と本気で向き合い、清水屋らしく伝えていきます。
本当に素晴らしい会をありがとうございました!
酒舗清水屋 小山英浩・尚美
null
null

YOMOYAMA長野2025 参加報告2025.10.03

YOMOYAMA NAGANO参加レポート 2025.9.25(木) メトロポリタンホテル長野

1・目的
(1).酒造りにおいてのこだわりやコンセプト
(2).酒販店に求める事
(3).蔵の将来的なビジョン
(4).自身の推しを探す
上記を理解し販促スキルの向上、お客様の満足度向上に繋げる。

2・全体の印象と所感
(1).県内酒蔵が一堂に集結し、各ブースには個性豊かな蔵元自慢のラインナップが勢揃い。
(2).蔵別ブースの他に、「信州プレミアム牛とのベストマッチ上位酒」、「GI長野」ブースもあり。
(3).二度目の参加にて、会場雰囲気にのまれる事なく自分のペースで回れた。
(4).酒販店、一般の混合の影響もあるのか人気の蔵ブース(山三など)はなかなか空かずに、挨拶のみで試飲できない蔵もあった。

3・印象的な蔵
・玉村本店(下高井郡山ノ内町) 
お話を伺った方:田中啓登さん(日本酒担当)※とにかく熱い方
(1).試飲酒
テーマ「磨かない(75%精米)」シリーズ 
NEW ENGI 山田錦 米の旨味は強めだがキレは良く綺麗な後味。
NEW ENGI 金紋錦 酸味が特徴的、三種類で一番綺麗に感じた。
NEW ENGI 山恵錦 三種類で一番香り立つ、すっきり辛口。

・蔵のこだわりとコンセプト
(1).米からつくる理由
(2).イメージと原料

・所感
「いい酒」を造るには「いい米」が必要。ビール造りで出る麦芽粕から手づくりで作った有機肥料を必要最低限使い、
自社栽培した米だけで醸すのが”NEW ENGI”シリーズ。
「米よりも技術が大切でしょ」、「マーケティングのため」と揶揄される事も多々あるというが、原料自体が技術にも負けず劣らず重要。
どんないいい技術があっても”原料”がなければ酒は醸せない、どっちが大切じゃなくどっちも大切なプロセスの一環だと言ってるような熱い気持ちを感じた。
また常に造りたい酒のイメージを欠かさないようにしてるという。
味わいに一つの正解はないが、最優先は「最高の食中酒」であり、食事と引き立てあって飲み進められる酒を醸すと言う言葉に強く惹かれた。
金額的にも3,000円を下回るコスパの良さは飲食店にも進めやすい、三種類ともにしっかりと味わいの違いも感じられた。
田中氏は「必要以上に米を磨きたくない」と熱く語る。
タンパクを抑えたよく溶ける米が欲しい。
米の理想系があるからこそ、自社栽培や肥料も最低限しか使わない、土作りから真剣に向き合うなどの”こだわり”が強く持てるのか、、、
何事も過程は大切だが、完成系の良いイメージが先行するからこそ、しっかりした”土台が”できるんだなと感じた。
お話を伺った田中氏は、初対面ながらも本当に真摯に熱く話をしていただいた。
”一度話せば忘れない”タイプの方。

・印象に残ったお酒
(1).中乗りさん 純米大吟醸 
(2).つきよしの 蔵限定紫
(3).本金 野良
(4).神渡 冥利
(5).マルト 生酛純米大吟醸SAKU-1

・今後に活用したい事
より一層の知識(醸造プロセス全般、土俵や米、水、地域性など)を多々身につけ、蔵元の想いも含めお酒の提案ができるようスキルアップ。
シーンに合わせたペアリングの向上。

・補足 今回も大変貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。
                              2025.9.25 翠川